ゼニカルの服用でビタミン不足が起こる理由

ゼニカルの主成分であるオリスタットは、脂肪分を分解吸収させる作用を持つリパーゼという酵素の働きを阻害します。すると、食べた分の脂肪が体に吸収されにくくなり、約30%がそのまま体外に排出されます。
これと関連して、ゼニカルを服用しているとビタミン不足が起こることがあります。ビタミンといっても2種類あり、水溶性と脂溶性のものがあります。
ゼニカルの服用で不足しがちになるのは、次の4つの脂溶性のビタミンです。ビタミンA、D、E、Kです。水溶性のビタミンB群とCは脂肪は吸収されるので問題ありません。
脂溶性のビタミンは脂肪に溶け込み、便として排出されるので、必然的にこの4つのビタミンが不足します。脂溶性ビタミン不足になると。肌が荒れたり、骨の代謝が正常に行われなくなることもあります。
ゼニカルを服用している人は、同時にビタミン剤も飲んでおいた方が良いでしょう。
ちなみに、ゼニカルを病院処方される時には、ビタミン剤も同時に渡されることがあります。ビタミン不足を防ぐためです。通販で購入するならば、自分でビタミン製剤なども購入しておくと良いかもしれません。気の利いたサイトならば、マルチビタミンとセットになった商品が販売されています。
ゼニカルを飲めば脂肪が体外に排出されて体重管理がしやすくなりますが、ビタミン不足で肌が荒れてしまっては、健康なダイエットとは言えません。特に美容目的で服用している人であれば、不足しがちになる脂溶性ビタミンA、D、E、K、は必ず補っておくようにしましょう。
食事から補充するならば、ビタミンAは卵、牛乳、プロセスチーズ、ほうれん草、かぼちゃを食べると良いです。Dはしいたけ、紅鮭、にしん、さんま等、Eは赤ピーマン、アーモンド、Kはモロヘイヤ、ひじき、納豆、などが含有量が高いです。